museum as it is 行って来ました!

いよいよ3/27日からMatildeではじまるmon Sakata展。
mon Sakata は、目白にある坂田敏子さんがデザインする洋服のお店です。その坂田敏子さんの旦那さまは、同じ目白で、古道具 坂田を営んでおられます。「アルネ」など雑誌で拝見するに、とても物腰の柔らかそうな坂田さん。museum as it isは、その方が運営されている千葉にある小さな美術館です。
私は、ずっと以前から行きたかったのですが、アクセスの難しさから足が向かなかったのですが、今回、そのas itisで、「as it isを編む・つなぐ」という題で坂田敏子さんの展示をされるということで、これは行かなくては!と、夜行バスにのって展示の初日、3/6に念願の「museum as it is」行ってきました。
museum as it isは千葉県の茂原(もばら)というところにあります。 茂原駅から山に向かってタクシーで30分。私は、バスで最寄の停留所で降りて、その後は歩いて向かうことに。

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しかしその日は、降り続くザーザー雨。歩いても歩いても雨。 スニーカーがズブ濡れになって、心細くなってきた頃ようやくas it isに到着。

 

mon-sakata.jpg as it isの中は、とても静かな時間が流れていました。(写真は、as it is外観) 展示されていたのは、メリヤス編みを大きく拡大したオブジェや、洗濯くず、パン皿などの古道具。中でも印象的だったのが、洗濯くずや、天竺フィットTeeが使い込まれて穴だらけになったもの。Tシャツは生地も薄くなって、穴だらけなのだけれど、佇まいが美しいというか。洗濯機の中でいやいや取り出していたあのずぶぬれの洗濯くずとはちがい、乾いてころんと丸くかわいらしい。こんなふうに一枚の洋服や生地を愛着をもってその一生を終えさせたいなあ。と思いました。 展示を見た後、スタッフの方が淹れてくだったコーヒーの美味しいことといったら!きっとas it isの空間で、古い椅子に座って、あの一杯を飲めたことが最高の瞬間だったかもしれません。


 

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夕方山を降り、翌日は目白のmon Sakataへ。 スタッフの方も物腰の柔らかな方で素敵なお店でした。 また、目白駅からmon Sakataへ向かう道中の、まちの和菓子屋さん、(女の子がお団子を1本買って、ひとりで団子を食べながら歩いている姿がかわいかった)惣菜屋さん、ギャラリーなども心惹かれる場所が多いところでした。
 
「as it isを編む・つなぐ」展は9/6日までの金・土・日曜にやっています。>>as it is

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