明けましておめでとうございます。
昨年末に引き続き、そろそろ最終章に近づいておりますが、その3ではブリュッセルをご案内しますね。
3・4日目 - ブリュッセル BRUXELLES -
アムステルダム中央駅よりICで約2時間50分。ブリュッセル入りをしたのは3日目の夕方でしたが、ベルギーの首都なだけあり、夜になっても街はたくさんの人で賑わっていました。
夕食に目掛けて一番先に向かったのは、グラン・プラス。グラン・プラスは広場の名前で市庁舎・王の家(市立博物館)・レストラン・ゴディヴァなどのチョコレート専門店が長方形の広場を囲む様に建ち並んでいます。
ブリュッセルは、ヨーロッパの国の首都の中で一番レストランが多く、お店同士の競争も激しいのか、一歩歩く度に呼び止められるのですが、とても流暢に日本語で話しかけられるので少しびっくりします。
グラン・プラスは夜になるとライトアップされ、とっても素敵です。
仕事帰りに友人と一杯・・・といった感じなのか、たくさんの人が広場に集まります。
ここでは日本語・英語のメニューも置いてあり、選ぶときにも困りません。
さて、ブリュッセル2日目はとにかく歩きましたよ。
順番通りにご案内しますね。
ホテルを出て、まず先に向かったのは、サン・ミッシェル大聖堂。最近では、1999年の2月にフィリップ皇太子とマチルド皇太子妃の結婚式が挙げられた場所ですが、その迫力と造りの美しさにとても感動しました。大聖堂が完成するまで、13世紀から15世紀、約300年の年月がかかっているのですが、何だか歴史のありがたみというか、特にこの建物に限定はしないのですが、そういった気持ちも込み上げてきます。
次に向かったのは、王立美術館。ただ、開館まで少し時間があったので、その間に街を散策。
正面に見えますのがブリュッセル公園。
この時期は、木々が紅葉していてとても綺麗です。
散歩やジョギングコースにしている人も多く見られます。
ブリュッセル公園を通り抜けていくと、正面に王宮が見えてきます。現在の国王はここには住まわれてはいないのですが、国内にいらっしゃるときは国旗が掲揚されているそうです。この日は国内にいらっしゃったんですね。
王宮から右方向にまっすぐ進むとロワイヤル広場が見えてきます。
王宮と美術館の外観も自然に調和されていて街全体が芸術品のよう。道路も石畳になっていて、ガタコトガタコトという音がとても心地良いです。
ロワイヤル広場のすぐ近くにあるノートルダム・デュ・サブロン教会。
こちらも壮大なステンドグラス。夜になると教会内の灯りがステンドグラスを通して外にこぼれ、灯りが描き出す絵がとても素敵です。
中に入ってみると、ろうそくに火を灯す親子がいたり、椅子に腰をかけて何か祈りを捧げているのでしょうか。沈黙の中に暖かみがあるような空間でした。
そして王立美術館へ。美術館はロワイヤル広場に面しています。
中はとても厳重で、カメラなどは一切禁止。
展示されているものに関しましては以下のサイトよりご覧ください。
↓
ベルギー王立美術館
歴史の教科書で見かけるような絵ばかりですが、まずは大きさにびっくりさせられます。想像をはるかに超える大きさです。古さを感じさせず、絵というよりも大きな写真を観ているような鮮明さが、どれを観ても感じます。美術館の中はとても広々とした空間が多く、特に大きな絵の前には離れたところにベンチが置いてあるので、絵を遠くから眺めるようにゆっくりと鑑賞することもできます。
少しお腹もすいてきたので、ブリュッセル老舗のお店ダンドワ(Dondoy)へ。お店の1Fはショップになっており、2Fへ上がるとティールームがあり、ゆっくりとブリュッセルワッフルを味わうことができます。メニューを見るといろいろな種類がずらり。お勧めを聞いて出てきたのがあつあつのホットチョコレートがかけられたワッフル。焼きたてでふわっとした口当たりがたまりません。
このダンドワのすぐ近くにあの有名な男の子がいたので見に行きました。
さすが大スター。周囲は観光客でいっぱいです。
そう、こちらが有名な小便小僧(別名ジュリアン君)。
ジュリアン君のおしっこはきれいなブルーでした。
この日は着ていなかったのですが、世界中から色とりどりの洋服が贈られてくるそうで、実は世界一の衣装持ちさん。
残りの時間はブリュッセル市内でお買い物。。。
そして夜になって、ベルギーで過ごす最後の日ということで夕食を。
再びグランプラス広場へ向かいました。
お気付きでしょうか。グランプラスのイルミネーションの色が1日目と違うのです。凝ってる。
2日目は白いイルミネーションで、広場全体が衣装変えをしたように昨日とはまた一味違った雰囲気。
何パターンあるのでしょうか。全部見てみたいものです。
明日はいよいよ最終日。空港が近いこともあり最終日はオランダです。オランダではいろんな意味で考えさせられるものがありました。。。